筑波大学の出願特許の紹介

 

パターン認識装置及びパターン認識方法

特願2008-218862

 所定の値より大きな固有値を持つ主成分ベクトルとそれらに対応する固有値を選択的に用いた直交化により各クラスのパターン分布を直交化することで、高精度に識別可能なパターン認識装置を提供する。入力パターンを認識するパターン認識装置は、疑似直交化変換データ生成格納部、疑似直交化変換部、辞書部分空間生成部、入力部分空間生成部、類似度算出部、識別部とからなる。疑似直交化変換データ生成格納部は、複数の識別クラスにそれぞれ属する複数の学習パターンを主成分分析することにより得られる、複数の上位の主成分ベクトルとそれらに対応する固有値を用いて、各識別クラスのパターン分布同士を直交状態に近づける疑似直交化変換を行うためのデータセットを生成し格納する。このデータセットを用いて、辞書部分空間や入力部分空間を疑似直交化変換部において直交化する。

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