筑波大学の出願特許の紹介

 

   2次元データ生成方法及び探査装置

特願2008-051222

  従来、土中内部の映像化を行う際、その表現精度に問題があった。従来の電磁波を用いた探査技術は天候や地質により精度が大幅に変化した。また、打撃法による弾性波を用いた探査技術では振動を発生させる際の再現性が乏しく、雑音の影響を受けやすい。 さらに、映像化手法においてはデータを間引くCMP重合法という逆解析が頻繁に用いられるが、その時、弾性波土中伝播速度測定誤差や受信器設置位置の誤差が微小であったとしても、逆解析により、それらの誤差が大きくなり、結果として映像化誤差要因となってしまうことが課題であった。
  天候や地質の影響を受けにくい弾性波を再現性の高い振動子を用いて発生させた。また、CMP重合法などのデータを間引く逆解析を行わないことで、誤差低下させ、精度の高い2次元画像データ生成方法を発明した。さらに、その方法を実行するための探査装置も発明した。

 

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