筑波大学の出願特許の紹介

 

 

 送液装置

特願2005-036152

 

 簡単な構造で、ほとんど電力を消費せず、流体の注入、排出を含めた一連の送液制御を効率的に行うことができる、微小送液システムの高度集積化を実現する。

 送液装置は、疎水性領域が一部に形成された親水性の流路面を有する第1の基盤である基盤2と、流路面と対抗する位置は親水性にされ、疎水性領域に対抗する位置に作用電極が形成された第2の基盤であるガラス基盤と、参照電極とを備え、流路面と作用電極との間は距離を有して配置されることにより、流路面と、ガラス基板との間に、流路空間が形成される送液装置であって、流体を、基盤2とガラス基板1との間に配置し、かつ、参照電極と作用電極とに接触させた状態で、参照電極と作用電極との間に電位差を生じさせて、流路空間の流体の移動を制御する。

 

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