筑波大学の出願特許の紹介

 

送液装置及びその駆動方法

特願2004-010579

 

 簡単な構造を有し、ほとんど電力を消費せず、流路が微小化してもスムーズな送液を行うことができる微小送液システムの高度集積化を実現する。
 送液装置11は、流路面3を有する第1の基盤である基盤2と、流路面3に対向する位置に作用電極4が形成された第2の基盤であるガラス基板1と、参照電極7とを具備し、流路面3と作用電極4との間は所定の距離を保って配置されている送液装置であって、流体を基盤2とガラス基板1との間に配置し、かつ、流体を、参照電極7と作用電極4の少なくとも一部とに接触させた状態で、参照電極7と作用電極4との間に電位差を生じさせることにより、流体が流路面3と作用電極4との間の流路空間15を移動することを特徴とする。

 

【319】

 

 

 

 


BackPage!