筑波大学の出願特許の紹介

 

 新規なレポータープラスミド 

特願2007-260613

 トランスフォーミング増殖因子TGF-βは、胎仔発生や組織の恒常性を維持するために重要な多機能サイトカインであることはよく知られているが、その標的遺伝子の発現制御に関しては不明な部分も多い。発明者らはTGF-βシグナルを制御する新規分子TMEPAIを新たに同定するなど研究を進めている。
  本発明はTGF-βシグナルについての研究ツールとして、またTGF-βシグナル応答を制御する物質の探索ツールとして有用な、TGF-βシグナル応答性を有するレポ一夕―プラスミドに関するものである。
  抗がん剤や臓器線維症治療薬など医薬品開発につながる研究が期待される。

                                    【311】

 


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