筑波大学の出願特許の紹介

 

粒子線照射方法

  特願2007-262638

 粒子線照射の際、従来の方法では標的の形状が複雑で、近くに重要臓器がある場合には、重要臓器への線量を低減することが困難であった。本発明は、固有の安全性を有するブロードビームを用いて、複雑な形状のターゲットに対しても、可能な限りコンフォーマルに照射することが可能な方法を提供する。

 照射領域近くに重要臓器がある場合に、その臓器への照射を避けることができ、位置あわせがずれた場合や、患者が動いた場合にも局所的に発生する線量の増減が出ないことが本発明の特徴である。

                                   【308】

 


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