筑波大学の出願特許の紹介

 

     

シアノ架橋金属錯体作成方法およびシアノ架橋金属錯体作成装置

特願2007-216249

 シアノ架橋金属錯体は、電池の電極材料や、エレクトロミック材料、ガスセンサー材料、水素吸蔵材料として有望視されており、精力的な研究が行われている。シアノ架橋金属錯体膜のデバイス特性を向上させるには、結晶方位をそろえる必要がある。また、結晶方位をそろえることによって、より平坦な表面を得ることができる。

 発明者は、印加電圧を高速に振動させることによりシアノ架橋電解析出膜を(111)方向に配向させることに成功した。これによって電池材料、エレクトロミック材料、バイオセンサー材料等の性能向上が期待できる。また振動数の制御によって、表面モロフォジー制御が可能となる。

 

                                   【290】

 

 


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