筑波大学の出願特許の紹介

 

 蛋白質を含む液状組成物中における蛋白質の安定化方法

 

特願2007−161922

 近年、臨床診断の分野では、多くの種類の生体由来の蛋白質を、特異的かつ高精度に測定することが要求されている。この要求を満たすには、測定技術の進歩もさることながら、安定性に優れた測定対象となる蛋白質を含む標準試薬などの生体成分測定用試薬の供給が必要となる。  蛋白質を含む試薬などの液状組成物の安定性を保つためには、外的因子(温度、光、pH、酸素など)から蛋白質を保護し、その生理活性を保持させることが重要である。  蛋白質を含む液状組成物中における蛋白質の安定化方法については、これまでも種々の方法が提案されている。

  本発明は、これまでの諸報告・特許文献に比べ安定化作用が著しく向上した蛋白質を含む液状組成物中における蛋白質の優れた安定化方法を提供する。

            

                                    【275】

 

 


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