筑波大学の出願特許の紹介

 

反強磁性的相関結合磁性膜を用いた磁気記憶媒体及び磁気記憶装置

特願2007-134048

 情報技術の発達に伴い、磁気記録媒体の記録密度の向上が求められている。例えばハードディスクでは熱安定性の向上と低ノイズ化がある。特定の膜厚を有するルテニウム(Ru)等の非磁性層を介して反平行の磁化方向で交換結合する2層の共磁性層を構成し、これら2層に発生する反強磁性的層間結合を利用して、記録ビットの熱安定性を向上し、媒体ノイズを低減しうることが知られている。

 本発明は、RuやCo等の希少金属を用いることなく磁気的に反平行状態で結合した構造を含む磁気記録媒体、磁気記録装置、磁気メモリセルなどの製造方法を提供する。               

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