筑波大学の出願特許の紹介

 

肝線維化抑制剤

特願2006−333692

 本願発明者らは先に、血小板が癌細胞の増殖を伴うこと無しに肝細胞の再生増殖を促進することを発見し、患者自身の血小板産生能力を高める物質を患者に投与することにより肝再生を促進する手法を発明した(特願2005-211607)。血小板産生促進因子はトロンボポエチンと総称され、各種の安定で有効な関連誘導体が発見され、クローニング技術による供給態勢が整っている。

 本発明では更に進んで、このトロンボポエチン類が、癌化促進などの副作用なしに、肝細胞の線維化防止効果を有することを発見したものである。
                         
                          【226】

 

 


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