筑波大学の出願特許の紹介

 

 

ポリフェニレンデンドリマー 

特願2006-066383

 本発明は、デンドロンとして官能基を有するポリフェニレンを用い、さらに環化反応により、“両端が非常に嵩高い鉄亜鈴”のような形状の新規な構造のデンドリマーの合成方法ならびに、合成された新規物質の構造に関するものである。合成されたデンドリマーは、コア分子の変異性化により、ベンゼン等の有機溶媒中で、紫外線により特徴ある光学特性を発現する。

 工業的応用としては、透明プラスチックスに分散して、有機EL(電子発色)、半導体材料、蛍光材料、フォトクロミック(光変色)材料などに利用可能である。

 

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