筑波大学の出願特許の紹介

 

 

pHスタットおよびpH変化測定方法  

特願2006-063052

 

 近年、微小化学分析システムの研究が盛んに行われている。特に加水分解酵素等の活性測定では、酵素反応の結果生じたプロトンの生成量を正確に測定する必要がある。従来の方法では滴定の際の溶液の緩衝能による誤差が大きく、また装置の小型化も難しかった。従来の装置ではpHを調整するために酸・アルカリを滴下する機構を備えるのが普通であった。

 本発明は緩衝能による誤差が少なく、pH変化を正確に測定することができ、滴定を微少なチップ上で行えるシステムを提供する。

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