筑波大学の出願特許の紹介

 

肝再生促進剤 

                               特願2006-106853

 本発明者らは血小板が、一部切除された後の残存肝細胞を、潜在癌増殖という副作用なしに再生促進するという、自身の発見の上に立ち、“トロンボポエチンを含む血小板増加因子”を、副作用の少ない肝細胞の再生促進薬剤として特許出願した(特願2005-211607)。
  次いで低温―高温サイクルによる血小板破壊の結果得られる“血小板破壊物”と、その上清である“液体成分”を、注射液あるいは患部塗布用ペーストの形で用いる事のできる肝再生促進剤として特許出願した(特願2005-229495)。本発明では、さらに進めて、血小板を凍結乾燥して乾燥粉末とし、これを利用直前に注射液あるいはペーストとする方式の新規な薬剤を提案している。

                                             【125】

 


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