筑波大学の出願特許の紹介

 

 

酵母細胞を用いたインフルエンザウイルスゲノムの複製・転写系

     特願2005-334549

 発明者は酵母内でウイルスゲノムRNAからの転写・複製反応を起こさせることに成功した。
ゲノム情報が完備し、遺伝学的な手法を用いることが容易な酵母細胞内で、ウイルスゲノムの複製、ウイルス遺伝子の転写、ウイルスタンパク質の発現が可能となれば、インフルエンザウイルスの感染、宿主内での増殖、病原性に関わる特異的な宿主細胞因子を同定することができる。

 このため本発明は、抗インフルエンザウイルス剤の開発に有用なツール、手法を提供する。

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