筑波大学の出願特許の紹介

 

水素吸蔵方法及び水素吸蔵体

特願2005-272781


【課題】
 水素ハイドレートの微結晶を固定する物質をより軽量な炭素材料を使用することでエネルギー密度の向上を図るとともに、繰り返しの使用に耐えうる水素吸蔵方法及び水素吸蔵体を実現する。

【解決手段】
 カーボンナノチューブを凝集させて直径0.5mm−50mmのカーボンナノチューブビーズを形成し、このカーボンナノチューブ内の、カーボンナノチューブが互いに絡まり合う空隙に水にテトラヒドロフランを加えた溶液を吸収させて、氷点下の温度に冷却しハイドレートの微結晶を作り、120気圧〜200気圧程度、より好ましくは120気圧程度の定圧の圧力下で水素分子を前記ハイドレートの中に吸蔵させる。





                                                   【93】

 

 


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