筑波大学の出願特許の紹介

 

 

 

生ごみ処理装置

特願2004-28711

 

 生ごみ中の固形分を5mm以下のサイズにまで効率よく細分化でき、下水中にも放流でき、また微生物発酵にも好適な状態までサイズ及び含有率を制御することができ、しかも生ごみ中に混入している夾雑物によるトラブルを発生することがない生ごみの処理方法及びそれに用いる装置を提供する。
  生ごみ中の固体塊を擦り下ろし処理して、サイズ5mm以下のものを水分とともに分離したのち、残留分については再度擦り下ろしを繰り返すことにより、生ごみを細分化する。それに用いる装置として(A)円胴部壁面全体にわたって多数の切削用突起刃及び水抜き細孔を有し、一方の側板に原料投入口を、他方の側板に取り出し口を設けた回転ドラムと、(B)該回転ドラム内部の中心部よりも下方であって、かつその表面と回転ドラム円胴部壁面と接触する位置に回転ドラム軸と平行かつ上下振動可能に固定された回転軸を有する粉砕ローラと(C)(A)の回転ドラムと(B)の粉砕ローラをそれぞれ同一方向に回転させるための駆動機構から構成されたものとする。

 

 

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