筑波大学の出願特許の紹介

 

メタン発生方法及びそれに用いる二相式メタン発生装置

特願2003-313323

 

 従来の二相式メタン発生装置を用いたメタン発生方法の持つ欠点を克服し、メタン発酵に伴う発酵熱の有効利用を図り、自律型メタン発生方法としての効率を向上させるとともに、メタン発酵方法における消化脱離液中のCOD、全窒素分、全リン含有量の除去率を高め、アンモニア態窒素の含有量を低下させることにより、排水の河川中への放流を可能にした方法を提供する。

 有機物質含有廃水に酸発酵及びメタン発酵を連続的に行わせてメタンを発生させる方法において、酸発酵部とメタン発酵部とを隔壁を介して一体的に構成した発生装置を用いるとともに、発生装置内に熱及び電気エネルギーの生成機構を配設し、この方法における必要な電力の供給及びメタンの発酵液の加温に必要な熱の供給を行わせる。

 

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