筑波大学の出願特許の紹介

 

半導体装置およびその製造方法

特願2001-397796

 

 量子ドット層の積層数の増加にともなう量子ドットの形状劣化や配列の乱れを抑制して、量子ドット層の高密度化を図ることを課題とする。
  量子ドットレーザの製造方法において、InP(311)B基盤1の表面1aに原子状水素を放射して清浄化する。続けて表面1aに原子状水素を供給しつつ、ガス状のInおよびAsを用いてMBE法を実行し、基盤1のPを蒸発させて雰囲気中のAsと置換させ、基盤1よりも格子定数が大きい第1層目のInAsxP1−x量子ドット層2aを基盤1上にエピタキシャル成長させる。このドット層2a上にIn0.52Ga0.1A10.38Asバッファ層4を成長させた後、ドット層2a、2bの合計が20層に達するまで、格子定数が基盤1よりも大きいInAs量子ドット層2bと格子定数が基盤1よりも小さいIn0.47Ga0.11A10.42As中間層3とを、交互に連続成長させて積層する。

 

 

 

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